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November 2008

11/28/2008

宮崎 その6

Simg_3280 セントレアは雨。

宮崎から戻って一週間。

本来なら飛行場に居るはずも無いオイラ・・・

8月31日の日曜日の昼過ぎ電話が鳴った。

夏の間がんばった婆ちゃんが逝った

一週間前に宮崎から帰ったばかりだったので正直、葬儀に出席しようか迷った。

でもお袋の兄が

「孫が一人も来なかったら寂しいなぁ」

と電話口で言ったので幼少の頃育ててもらったオイラはやっぱり行かなくちゃと

思ったのでした。

が、飛行場に到着してみると・・・

搭乗手続きの場でオイラの姉はいるし、親戚、従兄弟も勢ぞろい。

先週にも勢ぞろいしたんだけどみな婆ちゃんを送りたいらしい。

Simg_3282いつもだが空の上だけは晴れ・・・

当たり前か

 

宮崎に無事到着して2台のレンタカーに分乗して婆ちゃんの家に向かった。

姉の運転する車は折角の宮崎を無にするかのように山側に行ってしまったが

オイラ達は日南海岸沿いを走った。

堀切峠 では道の駅フェニックスに立ち寄りマンゴーアイスをまた食べた。

やっぱり美味しい。

で、お昼は姉と連絡を取り油津にあるびびんやで昼食をとる事にした。

Simg_3286 オイラが頼んだのは

カツオ飯

だし汁を掛けて頂くカツオのお茶漬け?

名古屋流ではウナギで同じ食し方するひつまぶしってのがあるけど

どちらも旨い。

親戚の兄ちゃんとしばし油港を散歩。

先週とは違い9月の風が吹いていた。

婆ちゃんの家に近づく。

先週見舞いに訪れた病院の前を通る頃にはあちらこちらに

お袋家の名前で葬式の案内が出てくると次第に込上げる物があった。

Simg_3305 家に入ると婆ちゃんがいた。

遺影を見ると更に込上げる。

お袋が

「皆さん今までお母さんを面倒見てくれてありがとうございました。」

と挨拶する頃には涙をこらえるのに必死だった。

オイラも婆ちゃんの顔を見るが更に涙をこらえる。

しかし、しばらくするとそれも落ち着き婆ちゃんの最期を聞いた。

どうやら、オイラの母親以外の3人の兄弟の前で息を引き取ったらしい。

オイラの母親は現役で仕事をしていて先週までしばらく休みを取って

婆ちゃんの面倒を見ていた。

が、一度名古屋に帰らないといけなくなり帰宅。

一度帰宅するとそう簡単に戻る訳にもいかずお袋なりに先週、今生の別れをしていたに

違いない。

服を喪服に着替え婆ちゃんの棺を担ぎ家から葬式場に送り出した。

通夜が始まるまで時間があるのでまた着替えた。

Simg_3301

ここはオイラが子供の頃

宮崎でひと夏を過ごした時に

ウナギを釣っていた場所。

子供の頃の記憶なので可笑しな感じだがここに一人できて投げ竿で

ミミズの餌を付けて投げ込み、しゃがんで傘を差して雨をしのいで

ウナギが掛かるのを待った記憶があるのだが・・・

それから遠い親戚がマンゴーを作っているとは知っていたので見に行く事に。

Simg_3291 思っていた場所と環境とはかけ離れていた。

場所は山の中腹にあり冬は日が当たりそうな場所で

夏には涼しげな所にハウスで建っている。

この木の大きさで4年目らしい。

この大きさでも何十個かなるがやはり大きくなればそれだけ数がなるとの事。

普段は鍵が掛けてあり厳重管理で犬もうろうろとしている。

収穫時期が終わった後だけにマンゴーのそれとは誰も気が付かないと思うけど。

今、一番の古木で15年位らしいけどいまだに実がなるらしい。

親戚の人も歴史が無いので何時まで収穫できるのか解からないと言っていた。

ちなみに宮崎の太陽のたまごと呼ばれる物は20個に一個程度しか収穫できないと

言っていたし、冬には燃料を焚かないとだめらしいので今年の原油高ですでに

去年より100万円余分に使っているとの事。

帰りには牛。

昔は豚を飼育していたが今は牛。

日本の黒毛和牛の種を作っている。

Simg_3294 オイラも少し手伝ってみた。

なんと食べているのはサトウキビの仲間の草。

見た目に硬そうだけど牛には関係ない模様。

ある程度育てられた牛は全国の和牛飼育者に落札され売られていく。

この時からすでに飼育番号が決められている。

物によっては100万円を軽く超える物も出るらしいが100万円を割ると赤字らしい。

ちなみに良い牛は三重の松坂牛の飼育者に引き取られた事も何度かあると言っていた。

Simg_3333 夜のお通夜も無事終わり

親戚一同で会食。

まぁ、大往生だからね。

Simg_3334 夜はここで婆ちゃんと一緒に寝る。

夜中にトイレに起きて婆ちゃんを見てみたが

やっぱりもう起きない。

Simg_3337 明け方、お袋がちょうど起きてきたので

一緒に日の出を見に行った。

思ったより元気そうで安心した。

Simg_3352 次の日の葬式はそれはそれは

とても良いものでした。

葬式を良いものとは言えないのだろうが

少なくとも婆ちゃんにとっては喜ばしい葬式だったとオイラは感じた。

40年前、オイラが生まれた時にはその人はいた。

幼少の頃には家業で忙しい親の代りに宮崎から名古屋まで飛行機で来てくれ

オイラと姉の子守をしてくれたものでした。

おいら達が成長すると共にその行き来こそ無くなっていきましたが

婆ちゃんは元気そのもので95才を迎えていました。

結局は今年、大腿骨の骨折が原因で寝たきりの様になり肺炎になり人生に

終わりを告げたのです。

もともと、3人の娘と一人息子の4人兄弟の長女で旦那さんは元相撲取りで

相撲廃業後は材木商として財を成した。

弟を戦争で亡くし跡取りを妹にして遺族年金その他を妹に託し養子を入れ

家を継がせた。

一番下の妹は20歳の時に行方不明になり、その後、相撲取りの旦那を40手前で

亡くし、以後、一人で4人の子供を育て上げた。

その一人がオイラのおかん。

妹は北朝鮮に拉致されたのか北朝鮮の人と駆け落ちしただとか、風の噂で

北朝鮮で見かけた人の話により、そう考えられていたが真相は未だ解からず。

婆ちゃんも死ぬ間際にその妹の名を何度か出して呼んだらしい。

戸籍上存在はするものの生存の有無は解からない。

なので今回の婆ちゃんの死で戸籍上死亡の形をとるそうな。

Simg_3365 当たり前の事だが婆ちゃんが死んだからとて

世間は何も変わらない。

オイラは何か変わったのだろうか?

長い間、離れていたせいなのか未だに生きている感が体からも頭からも

離れないせいなのか心の中で生き続けるというのはこんな事を言うのか

解からないが今でもオイラの頭の中では九州弁の

「まこつしんきなぁ」

の一言が響きわたっている。

子供の頃、遊んで貰った事は忘れれないよ・・・・ありがと

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11/06/2008

宮崎 その5

  いよいよ最後の夜。

結局は御婆ちゃんの家に泊めてもらいやはり早く起きてひっそりと魚釣りに出かけた。

Simg_3151宮崎に来てから毎日見てる朝日。

オイラが子供の時には毎朝セリが行われていたのに

今では静かなまま。

マグロとカツオで有名な港ではありますが今、船は殆どいません。

船籍こそ残してありますがみな気仙沼に船があるそうです。

なので里帰りの時には飛行機での帰宅となる訳で水揚げは気仙沼らしいです。

乗組員も主要の人間以外は東南アジア系の外人を雇っているそうです。

今の日本の沿海漁業を支えているのは外人さん達のお陰だったのです。

そして本日も見せられるような釣果にはならず終了。

帰宅を前にもう一度、婆ちゃんに会いに病院へ。

しかし、見舞いに居られた時間中ずっと寝てました。

次来る時は・・・

ここでオイラは心で今生の別れをしたのでありました。

いつかはそんな日が来るのだろうと思っていたが

今までは幾度と無く再開を果たしてきた。

でも今回は今までとは違うと強く感じた訳で。

手を握り心の中で「ありがとう」を呟き病院を後にした。

帰りはフェリーだったので道沿いに続く観光地を周って行く予定。

観光地というよりオイラにとっては思い出の地を懐かしむだけ。

Simg_3211 道中にあった

人間魚雷の訓練の地の碑。

 

Simg_3212 先日潜った入り江を反対側から

写したもの。

やっぱり上から見ても海が綺麗。Simg_3213

 南国らしい並木。

 

 Simg_3214_2

 ここも宮崎では有名な幸島。

別名、猿ヶ島。

干潮時なら渡れるかもだけど基本的には渡し舟でしか渡れない。

でもちょっと渡し舟の値段が高いかも。

オイラは子供の時から何度も行った事があるので渡りませんが。

そして

Simg_3216恋ヶ浦。

日本でも有名なサーフスポット。

本日は波が小さいので初心者ばかり?

ここにも何度となく来てるがここでサーフィンをした事はない。

大阪からわざわざ週末に訪れる人もいるらしいのに。

ゆっくり訪れる事があったらやってみたい。

Simg_3220 最後に訪れたのが都井の岬

野生の馬が沢山居ます。

野生と言っても人間の管理下に置かれていますが。

Simg_3223 そしてこれが都井の岬灯台。

古くからある観光客が中に入れる灯台としては

全国的にも有名らしいです。

Simg_3228

お昼には前から食べてみたかった

トビウオの唐揚げ。

肉厚で旨かったっす。

最近はオイラの近くのスーパーでも安く売っているので今度買ってみようと思う。

Simg_3244 時間一杯まで宮崎を堪能して

串間の親戚の家を再度訪問して

帰宅の挨拶を済ませ串間の港に向かった。

到着したら出航10分前だった^^

セーフ

Simg_3254 タイタニックをうっすら思い浮かべる

らせん階段。

ちょっと違うか~~

船には大浴場もサウナもあり満足。

何時もの様に晩酌。

ご飯は乗船前に買ったお弁当。

船の揺れも少なくぐっすり眠る事が出来ました。

毎度ですが朝早く起きて日の出を見て朝風呂。

Simg_3264_2 気が付くと目の前に海遊館で

南港の入り口まで来てました。

こうしてオイラの宮崎旅行は

Simg_3266 無事終わりました。

色々あったけど楽しかったです。

ここから2時間ちょっとドライブすれば

そこは我が家です・・・     2008 夏

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